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桁違い留学生パワー
シナリオ通りの逆転劇 = 日大、三大駅伝制覇へ王手 - 全日本大学駅伝

首位と1分53秒差はダニエルにとって十分射程圏内。「距離も長いし自信があった。3分差くらいだったら」。アンカーを託された日大のエースが期待通りに快走。逆転で栄冠を勝ち取り、チームに笑みが広がった。本命不在の大会を物語るように、トップが次々と入れ替わる大混戦。日大も1区で12位と出遅れた。だが、もう一人の留学生ベンジャミンが4区で区間賞の力走を見せると、5区では主将の谷口が2位に押し上げる。その後も安定した走りで上位を維持。各自が役割を果たし、絶対的な切り札につなげば盤石。シナリオ通りの逆転劇だった...(jiji.com 2009.11.1
箱根と違って2区間で外国人留学生を使える大会規定とはいえ、ベンジャミン、ダニエルの2人を起用されると、これはちょっと反則に近いものがある。
特に去年と違って佐藤悠基とか竹澤とかいった日本人の実力選手もいないため、留学生の桁違いの強さが目立っただけのレースだった。(話題の東洋大の柏原もまだ並みのレベル)

外国人留学生の起用については以前から賛否両論言われてはいるが、新興校ならまだしも、伝統校の日大としては、この結果をもってもOBの心境は複雑かもしれない。(早稲田や明治なら今後も留学生の起用などまずありえないだろう)

今や大学間の経営戦争の道具と化している大学駅伝。
正月の箱根駅伝を頂点とする駅伝レースの出場、成績はそのまま大学の宣伝になり、大学経営につながるため、留学生、指定校推薦、スポーツ特待生などの対応如何で強豪校の勢力図も移り変りが激しい現状にある。さらにこれに加えて、箱根駅伝至上主義ともいえるメディアの扱いが日本の中長距離ランナーの育成にも陰の影響を及ぼしているとも言われている。

いずれにしても、駅伝というスポーツが日本国内だけの内輪イベント化している状況にあっては、中長距離の世界で日本と世界との差はますます広がっていくばかりである。駅伝人気に流されることなく、日本人中長距離選手の強化を真剣に考えるべきだろう。

P.S.
染み付いたイメージというものは不思議なもので、留学生の先駆けである山梨学院大が日本人だけだと、逆に何か物足りなさを感じてしまう。

b0024824_21592753.gif 駅伝がマラソンをダメにした

光文社新書、¥735
生島淳 著
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by karl.helmut | 2009-11-01 22:29 | Sports | Comments(0)