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黒髪'80s別館


by karl.helmut
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ジョンレノンの命日に...

(連日の少し重いネタですが、)
今日12月8日は、1980年に自宅前で熱狂的ファンに射殺されたジョン・レノンの命日。

ジョン・レノンは、「イマジン」をビートルズ解散後の1971年に発表した。
この曲は、ベトナム戦争への反戦活動を行っていたジョン・レノンにとって、国境、宗教、人種などの違いによる対立のない平和な世界が来ることを望んだ歌である。
おそらく彼が現在も生きていれば、アメリカが起こしたイラク戦争に対しても何らかの反戦活動をしたに違いない。
「イマジン」や「平和を我らに」を歌い世界を喚起したかもしれないし、新たな歌を作ったかもしれない。
しかし、残念ながらジョン・レノンの望んでいた「イマジン」のような世界は、今に至るまで実現できていない。

ただ、ジョン・レノンは死んでも、彼の音楽や行動を通して訴えかけていたもの(彼の思い)は、今でも我々の心の中に脈々と受け継がれている。

この混沌とした世界情勢であるだけに、今こそ、ジョン・レノンの志を振り返るべき時ではないだろうか。

--------
『Imagine(イマジン)』

想像してごらん
天国なんてないんだと
その気になれば簡単なことさ
僕らの足下に地獄はなく
頭上にはただ空があるだけ

想像してごらん
全ての人々が,今日のために生きていると
想像してごらん
国境なんてないんだと
そんなに難しいことじゃない
殺したり死んだりする理由もなく
宗教さえもない

想像してごらん
全ての人々が,平和な暮らしを送っていると
僕を空想家だと思うかもしれないが
だけど僕はたった独りじゃない
いつか、君も僕らといっしょになって
世界がひとつになって共に生きれればいい
--------

ところで、去る11月29日は、同じビートルズのジョージ・ハリスンの命日であったわけだが、こっちのほうは全くと言っていいほど世間の話題にもならない。
ビートルズファンとしては、ちょっと寂しいものがある。
(まぁ、二人の才能の違いや世間に与えている影響度の違い等を考えれば、仕方ない結果ではあるのだが)
by karl.helmut | 2004-12-08 00:25 | Others