日本はナメられています
2010年 07月 29日
初代iPodナノ、過熱のけが4人に なおリコールせずこれがもしアメリカだったら、監督官庁からリコール勧告されるまでもなく、何らかの対応をしないと訴訟マニアの国民から巨額の集団訴訟を起こされるのは間違いない事象である。
米アップル製の携帯デジタルプレーヤー「iPodナノ」の初代モデルが充電中に過熱・焼損する問題で、消費者庁は27日、新たな事故が起きてユーザー1人がやけどをしたと発表した。これで事故は27件目、負傷者は計4人になった。経済産業省はリコール(回収・無償修理)するよう再三求めているが、同社は応じていない。問題のモデルは「MA004J/A」「MA005J/A」「MA099J/A」「MA107J/A」の4機種で、2006年9月までの1年間に計181万2千台が販売された。これらの一部のバッテリーは製造不良があり、充電中に最高約200度まで過熱する恐れがある... (asahi.com 2010.7.27)
発火のおそれありと指摘されているものを、「加熱等が発生したら交換します」などというユルイ対応で安穏としてられるのは、日本では集団訴訟も起きないし、無視することにリスクを感じていないからなんだろう。
アメリカで発売されたロットでは発生しないという確証でも掴んでいるかのよう。
まったく、日本の制度や国民性を踏まえた上で足元を見ているとしか思えない。
まあ、たとえAppleの製品使って怪我しても(死んでも)、狂信的Apple信者だったら本望なのかもしれないんでしょうけれどねぇ。
by karl.helmut
| 2010-07-29 23:08
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