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まだまだ出てくる?
東電、最大5700万kW供給へ…節電緩和か

経済産業省と東京電力は18日、今夏の電力供給力の見通しを、現時点の5200万キロ・ワットから5600万~5700万キロ・ワット程度に引き上げる方向で調整に入った。東電は夜間電力を使ってダムに水をくみ上げ、電力需要が高まる昼間に水を落としてタービンを回して発電する揚水発電の稼働を増やせるか慎重に検討している。政府と東電は、今夏のピーク時の電力消費は5500万キロ・ワットを想定し、大規模工場など大口需要家に対して最大使用電力を25%程度、節電するように求めている。このため、東電の供給力が上積みされれば、節電目標も緩和される可能性がある... (Yomiuri.Online 2011.4.19
次々と上乗せされていく東電の電力供給量。

実は計画停電の時にも、遊休の火力発電所を全て稼働させれば8月ピークの電力もまかなえるという話も囁かれていた。さらに思い出してほしいのは、2003年、前年の原発トラブル隠しの批判を受けて、東電管内全17原子炉を運転中止にしたが、運転停止中の横須賀火力発電所5基を再稼動させたりして、結果として夏場の危機を乗り切ったという事実がある。

これまでは原発推進を国策としていた政治的背景から、特に古くなった火力発電設備は積極的に更新を行わず徐々に休眠させていたということで、火力発電に限らず、国内には使っていない発電設備や代替できる発電設備は相当数存在する(もちろんその全てが再使用できるわけではないが)。

ただ、今回、計画停電の批判や一連の逆風を払拭するために東電が頑張ったことで、皮肉にも、原発を稼働させないと国内電力の絶対量をまかなえないというこれまでの通説は間違いだということがバレてしまった。

確かに休眠設備はこれからもずっと使い続けることはできないだろうが、とりあえず今年の夏は国内のロートル設備を総動員して乗り切れればまずはオッケー。

さあ、目標の6000万キロ・ワットまであともう少し。
国内の休眠発電施設はまだまだ出てくる?
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by karl.helmut | 2011-04-19 22:24 | News | Comments(0)