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むかしむかしK-1という格闘技がありました
「K-1」運営会社が倒産 = 人気低下で資金繰り悪化-帝国データ

民間信用調査会社の帝国データバンクは16日、総合格闘技「K-1」を運営していたFEG(東京)が東京地裁から7日に破産手続き開始決定を受け、事実上倒産したことを明らかにした。負債総額は不明。「K-1」は1990年代から2000年代にかけて人気となり、試合が週末や大みそかの夜にテレビ放映されてきた。しかし、近年はファン離れやスポンサー企業の業績低迷で、同社の資金繰りは悪化していた。(jiji.com 2012.5.16
元々、石井館長が目指したのがスポーツとしてよりもショウビジネスとしてのK-1だったので、常に話題(新しい参戦者等)を提供し続けないとファンに飽きられてしまうという運命を背負っていたように思います。

今思えば、格闘界ではマイナーだった空手の一流派(正道会館)が、キックボクシングと組んでバブル人気に乗って一気にメジャーになってしまった、まさに砂上の楼閣を地で行ったストーリーでした。黎明期の頃は選手層の薄さとディフェンス技術が未熟だったこともあって派手なKOシーンで人気を獲得したものの、ディフェンス技術の向上もあって判定決着が多くなるとファンは以前より満足感を得られなくなった。さらにその流れを加速させたのは、石井館長が捕まって谷川さんがマッチメークするようになったあたりから、ボクシング色よりプロレス色、イロモノ色が強まっていったことで人気離れが決定的になったように思います。

個人的にもサップ、ホンマンが出てきたあたりからK-1の興味が薄れてきて、曙の参戦に至って決定的に醒めてしまった感があります。それでも年1回のGPだけはそれなりに楽しみにしていたんですが、末路はとにかくプロレス的になってしまったのが残念でした。

K-1の商標権については、このFEGと韓国のライセンス企業との間での争いが続いていたようですがどうなったんでしょう。ただ、もうK-1ブランドも過去のもの、今更感しか感じません。

そういえば、K-1の四天王と呼ばれていたマイクベルナルドが母国の南アフリカで薬物自殺したのも今年の出来事(2月)でしたが、時の経過は人々からK-1の記憶を徐々に薄れさせていきます。
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by karl.helmut | 2012-05-18 23:55 | News | Comments(0)