誰がスカイラインを殺したか
2013年 11月 14日
スカイライン、新型はハイブリッドに 「インフィニティ」掲げ高級感見た第一印象は、「なんかジャガーっぽい」という感じもなくはないんですが。
日産自動車は11日、スポーツセダン「スカイライン」の新型車を来年2月に発売すると発表した。ガソリンエンジンとモーターで走るハイブリッド車(HV)にして、内装や安全装備も充実させた。さらに海外で売っている高級車ブランド「インフィニティ」のエンブレム(マーク)を国内で初めて付け、高級感を打ち出す... (HUFFPost Business 2013.11.13)
でも、昔はスカイラインと言ったら硬派のスポーツセダン&クーペだったのに、いくら時代が変わって路線変更とはいうものの、まさかのエンブレにインフィニティブランド付けとは誰がいったい想像したでしょうか?
ただ、これってスカイラインにインフィニティブランドつけたというよりも、どう見ても元々海外向けに作ってたインフィニティのハイブリッドバージョンを、スカイラインと名付けて日本でも売りますよってことにしか見えません。
ここまでくると、もうこれは新モデルじゃなくて、海外のの高級車に対抗する車種にブランドを転用しただけじゃんと言いたくなりますが、こんなことまでして日産は、スカイラインの伝統を台無しにしちゃってもいいんでしょうか?
おまけに値段も449万6千円からなんて、バカ高くなり過ぎ。
昔は若者が買えたスカイラインだったのに、これじゃ買えるわけもない。
最近のお決まりのフレーズとして「若者のクルマ離れ」とよくいいますが、こんな風に名車を高級化するから若者が買えなくなり、若者が買わなくなったから購買ターゲットをさらに上にシフトするためにまた高級化する。
まっ、いずれにしてもスカイラインは死にましたってことです。
by karl.helmut
| 2013-11-14 23:09
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