楽天と村上ファンド
2005年 10月 13日
「楽天、TBS大株主に 業務提携申し入れ 村上氏も7%超」
インターネット商店街最大手の楽天と、元通産官僚の村上世彰氏率いる投資ファンド(通称・村上ファンド)がそれぞれ、TBSの発行済み株式数の5%超、7%超を取得する大株主となったことが13日、分かった... (中日新聞 2005.10.13)
村上さんは、単なる金儲けが目的、
三木谷さんは、マスメディアのオーナーというステイタスが欲しいだけというのがミエミエ、(そもそもTVメディアとの事業拡大が目的ならば業務提携で十分可能)
おまけに楽天は、東北楽天ゴールデンイーグルスを所有しているため、これに加えて横浜ベイスターズの株式の過半数を持つにTBSとの経営統合によって、間接的にベイスターズを所有することにもなるため、現在の野球協約に抵触する恐れがある。
→ 【日本プロフェッショナル野球協約 2004】
第183条 (他球団の株式所有)
球団、オーナー、球団の株式の過半数を有する株主、または過半数に達していなくても、事実上支配権を有するとみなされる株主、球団の役職員および監督、コーチ、選手は直接間接を問わず他の球団の株式、または他の球団の支配権を有するとみなされる会社の株式を所有することはできない。
成り上がりの三木谷さんらしい野望だが前途は霧の中。
村上さんは阪神球団株の件もあるし、こういう強引なやり方を見ると、2人とも世間を敵にまわしてでも自分の欲望を優先する人種であるということだけは確かなようである。
by karl.helmut
| 2005-10-13 22:31
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