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九州ダービーねぇ...
大分 J1初九州ダービー制した

【大分2-0福岡】前半11分、大分は左サイドから蹴ったMFトゥーリオのFKを、FWラファエルが頭で決めて先制。後半21分には、そのラファエルがつくったチャンスを、FW松橋がきっちり決めて福岡を突き放した。J1初の九州ダービーに快勝....  (Sponichi Annex 2006.8.13

今年、アビスパ福岡がJ1に昇格したことで大分トリニータとの公式戦が実現することとなった。いわゆる九州ダービー(ホームアンドアウェイで2試合)と言われているものである。

だが、そもそも地域におけるダービーマッチの概念は、「同じ街にホームスタジアムを持つ」チーム同士の対戦を指すもので、海外ではミラノダービー(インテル・ミラノvsACミラン)、ロンドンダービー(チェルシーvsフルハム等)、マドリードダービー(レアル・マドリードvsアトレティコ・マドリード)などがダービーマッチと呼ばれている。
この本来の定義で言うと、現在のJ1でこの条件に当てはまるのは、埼玉スタジアムで行われる「浦和レッズvs大宮アルディージャ」の"さいたまダービー"しかない。(昔はフリューゲルスvsマリノスの横浜ダービーがあったが)

日本ではJリーグ発足当時からJリーグ人気を盛り上げるため、リーグ、クラブが同じ街という定義を無理やり同一地域という概念に広げて、"ダービー"としての盛り上がりを半ば押し付けてきたような経緯がある。そのため、実際には何処まで"ダービー"として消化しきれているのかと疑問を呈する声があるのも事実である。

以前から思っていたのだが、日本では独自の解釈をしたとしてもせいぜい同一都道府県内(静岡ダービー:ジュビロvsエスパルス、大阪ダービー:セレッソvsガンバ)がダービーマッチと呼べる限度ではないだろうか。この九州ダービーのように直線距離で120kmも離れている他県のチーム同士の戦いをダービーと認めると、それこそ世の中ダービーだらけ。単に形だけ世界のモノマネをしただけの歴史も由緒もないダービーマッチの乱造はそろそろやめるべきではないだろうか。

ところで、現在の順位ではアビスパ福岡が16位でJ1陥落圏内。
もしアビスパ福岡がJ2に陥落したらこの九州ダービーは自然となくなるのだが、今度はJ2に舞台を移したアビスパ福岡とサガン鳥栖の"九州ダービー"に衣替えするだけ。

やっぱり、拡大解釈の"九州ダービー"という呼び名はもうやめましょう。
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by karl.helmut | 2006-08-13 20:19 | Sports | Comments(0)