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伝統ある日本シリーズをこんなかたちでなくしていいものか?
優勝なしでも「日本一」の可能性

「優勝」なしでも「日本一」の日本シリーズ改革が決まった。12球団は4日、都内で実行委員会(議長=豊蔵一セ・リーグ会長)を開き、来季セ・パ合同で初めて導入するポストシーズン試合(PSG)など新試合方式を決議した。両リーグとも交流戦24試合を含めた公式戦144試合で優勝を決めた後、1~3位であらためて日本シリーズ進出を争う。セ・パ対立で難航した新制度は、2、3位でも日本一になれる苦肉の策で落着した....
 (Sponichi Annex 2006.9.5

ペナントレース消化試合を減らすという目先の利益を求めた結果が、「両リーグの1位が戦う」従来の日本シリーズ(日本選手権)の消滅である。
古田監督も「賛成は賛成。ファンが望んでいることだからやった方がいい」などと言っているが、本当にファンが望んでいることなのであろうか?

これにより、公式戦で決めるセ・パ優勝とPSGで争う日本一(?)が異なることも当然起こる。ペナントレースで2位や3位でも日本一になれるというおかしな逆転現象もまかり通ることになる。仮にセ、パ3位のチームどうしが争った場合、それで勝ったチームを果たして"日本一"と呼べるだろうか。
小池パリーグ会長は「新日本シリーズとでもいうか」などとお気楽な発言をしているようだが、ネーミングの議論などどうでもいいことである。
先にパリーグのプレーオフ制導入が決まった時にも広岡達朗さんか誰かが、
「マラソンを走ってゴールした後で、あらためて100m走を走って順位を決めるようなもの」と揶揄していたのを思い出す。
折衷案に名案なし、へそで茶を沸かすとはまさにこのことである。

球団経営者達は、今の野球人気低迷の理由がルールや制度のせいであると考えているようだが、仮にそうであっても、まず手をつけるべきところはドラフト制度やフリーエージェント制、放映権の配分方法等の問題などであるし、それ以前にまず経営者自身の考え方こそ根本的に変えるべきであることに早く気づくべきである。
何を変えるべきかさえ解らないようなバカな経営者達に委ねられているという、このプロ野球界の現状は不幸であるとしか言いようが無い。

ニッポンのプロ野球、いったい何処へいくのやら?
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by karl.helmut | 2006-09-05 23:16 | Sports | Comments(0)