見解の相違?
2006年 10月 29日
ソフトバンク、切り替え殺到で携帯契約の一部を再停止
携帯電話大手のソフトバンクモバイルは29日、前日に停止した携帯電話の契約業務などをいったん再開したが、同日正午、再び一部の契約業務を停止した。 契約業務を停止しているのは、「番号持ち運び制度」を利用した切り替え契約。新規加入や機種変更などは通常通り受け付けている.... (Yomiuri Online 2006.10.29)
ソフトバンクがMNP直前に発表した"予想外割"などの仕掛けが、細かい条件とか縛りの罠に気づかない世間知らずにインパクトがあったのかと一瞬思ったが、実態はそうではないようだ。
各社のプレスリリースを見ると、
【NTT Docomo】
昨日10月28日に引き続き、ソフトバンクモバイル社(以下、SBM社)から弊社へ移転されるお客様の増加に伴い、SBM社のシステム処理遅延障害が発生したため、弊社携帯電話へのMNP受付を停止しております。また、弊社からSBM社へのMNP受付につきましても現在停止しております。
現在弊社からSBM社へ厳重な抗議を行い、システム回復に向けた早期対策と、抜本的な対応を求めています。
【au】
昨日10月28日に引き続き、ソフトバンクモバイル社(以下、SBM)から弊社へ移転されるお客様の増加に伴い、SBM社のシステム処理遅延障害が発生したため、弊社携帯電話へのMNP受付を停止しております。また、弊社からSBM社へのMNP受付につきましても現在停止しております。
【Softbank Mobile】
新料金プラン好評につき、多くのお客さまの申し込みが殺到したため、弊社登録センターでのMNPを含む全登録業務を停止させていただきました。
どう見ても、Docomo、auのプレスリリースのほうが信憑性があるように見える。
このような状態が続くと、ソフトバンクからの流出を考え直させるために意図的にMNPの処理を停止させていると勘ぐられても仕方が無い。
孫さんとしては、MNP開始直前の"予想外"、"¥0"の仕掛けで、ソフトバンクへの契約切り替え誘導を狙ったつもりが、プランの胡散臭さと詐欺的イメージで逆効果になったとしたら....
これこそ本当の"予想外"。
by karl.helmut
| 2006-10-29 20:40
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