プレイボーイの人生相談
2006年 12月 03日
プレイボーイの人生相談―1966‐2006
集英社、¥1,470 (税込)
【回答者】柴田錬三郎、遠藤周作、岡本太郎、今東光、石原裕次郎、開高健、野坂昭如、坂井三郎、赤塚不二夫、大沢在昌、松山千春、吉本隆明、松本人志、アントニオ猪木、宇梶剛士、武田鉄也、リリーフランキー
『週刊プレイボーイ』の1966年10月創刊号から2006年9月末までの人生相談のなかから、一部を抜粋しまとめられた本。
週刊プレイボーイと言えば高校~大学時代の愛読雑誌の一つ。当時のライバル誌である平凡パンチは既に休刊してしまったが、こっちのほうは今だ健在である。
自分がよく読んでいた頃は、本宮ひろしの連載漫画「俺の空」が人気で、この人生相談は岡本太郎や開高健とかがやっていたような記憶がある。
こうしてずらり並んでいるアドバイザーの名前を見てみると、それぞれが一時代の寵児であると同時に実に個性豊かな面々であることがわかる。
そして改めて読んでみると、相談者の問いに対しては、時に難解であったり、また毒づく言葉を返していることもあるが、アドバイザーそれぞれの熱い想いというものがストレートに伝わってくる。
彼ら登場するアドバイザー全てに共通するのは、自分を信じて覚悟と決意を持っていたからこそ今の自分があるという自信、自負を持っていることなんだろうと思う。
それにしても、創刊以来40年も続いていること自体も驚きである。
「悩んだって仕方ない。最後は自分が決めることだから」といわんばかりのスタイルが、いつの時代も変わらず支持を受けている所以なのだろう。
集英社、¥1,470 (税込)
【回答者】柴田錬三郎、遠藤周作、岡本太郎、今東光、石原裕次郎、開高健、野坂昭如、坂井三郎、赤塚不二夫、大沢在昌、松山千春、吉本隆明、松本人志、アントニオ猪木、宇梶剛士、武田鉄也、リリーフランキー
『週刊プレイボーイ』の1966年10月創刊号から2006年9月末までの人生相談のなかから、一部を抜粋しまとめられた本。
週刊プレイボーイと言えば高校~大学時代の愛読雑誌の一つ。当時のライバル誌である平凡パンチは既に休刊してしまったが、こっちのほうは今だ健在である。
自分がよく読んでいた頃は、本宮ひろしの連載漫画「俺の空」が人気で、この人生相談は岡本太郎や開高健とかがやっていたような記憶がある。
こうしてずらり並んでいるアドバイザーの名前を見てみると、それぞれが一時代の寵児であると同時に実に個性豊かな面々であることがわかる。
そして改めて読んでみると、相談者の問いに対しては、時に難解であったり、また毒づく言葉を返していることもあるが、アドバイザーそれぞれの熱い想いというものがストレートに伝わってくる。
彼ら登場するアドバイザー全てに共通するのは、自分を信じて覚悟と決意を持っていたからこそ今の自分があるという自信、自負を持っていることなんだろうと思う。
それにしても、創刊以来40年も続いていること自体も驚きである。
「悩んだって仕方ない。最後は自分が決めることだから」といわんばかりのスタイルが、いつの時代も変わらず支持を受けている所以なのだろう。
by karl.helmut
| 2006-12-03 22:38
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