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今更ながら「日本沈没」....期待ハズレ
TUTAYAの半額レンタルデーに対抗して、GEOで新作旧作80円レンタルを2日間やっていたので、今年初めてDVDを借りに行き以下の4枚をレンタル。
 ユナイテッド93
 サウンド・オブ・サンダー
 ザ・センチネル
 日本沈没


...で、洋画の3作はDVDレコーダーのHDDにコピーして、まずは「日本沈没」を観たのだが、はっきり言って全くの期待ハズレ。途中から一部早送りしながら見てしまったほどである。
やはり、昔の第1作を知っているのでついついそれと比較してしまうのだが、優っているところは特撮技術くらい(それでもハリウッドとは比べものにはならないが)で、ストーリー的には前作の足元にも及ばない。

b0024824_2231548.gifそもそも原作では、日本人を移住させるための各国との交渉や、誰を助け誰を捨てるかという政府首脳の苦悩や葛藤などが一つの見せ場であるのだが、それらが軽視され、草薙剛と柴咲コウの薄っぺらな恋愛ものになっている。おまけに、草薙のキャラクターが日本を救うヒーロー役には似つかわないところも何ともイタい。

それに加えて、全編にわたっての有人潜水調査艇や、救難ヘリ、空自輸送ヘリ、海洋調査船などの自衛隊や消防庁との過剰なタイアップ(PR)映像も折角のストーリーに水を差している。これではスペクタル巨編を目指したのではなく、若者向けの自衛隊PR映画を作ったのではないかと言われても仕方がない。

原作とは異なり、小野寺(草薙)が命を懸けてN2爆弾という兵器で日本の沈没を防ぐというストーリーといい、キャスティングの軽さといい、作品自体のスケールがひとまわり小さくなってしまっているという感はぬぐえない。
小松左京がこの映画の出来をどう評価しているのか、ぜひ知りたいものだ。
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by karl.helmut | 2007-04-15 23:20 | Life | Comments(0)