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地球温暖化論のウソとワナ
b0024824_222118.gif 地球温暖化論のウソとワナ

渡辺 正、伊藤 公紀 (著)
ベストセラーズ刊、¥1,680 (税込)

最近、CO2による地球温暖化の議論や現在の気候変動枠組条約について懐疑的な議論が急速に増えている。この書も、気候変動・地球温暖化の仮説と因果関係は言われているような単純なものではなく、解明されている事実もIPCC(気候変動に関する政府間パネル)による議論も未熟であることや、「科学」を決定的に欠いた「温暖化論」が政治の力学に振り回されていることを挙げて、巷の温暖化議論とその対策のあり方に対して警鐘を鳴らしている。

科学的見地として、気候変動の要因は、温室効果ガス以外にもエアロゾル(火山噴火などによる大気中の微粒子)、土地改変、北極振動、海流の動きなどが数多く存在するが、地球の気温変動に限ればそれは主に太陽活動によるものではないのか。気温上昇への人為的影響を考えるならば、CO2の排出対策よりもススなどの大気汚染物質対策を優先すべきではないのか。現在の温暖化の程度はそんなに大騒ぎする問題なのか....等々、現在の通説と言われているものに対して、数々の反証材料を揃えて冷静に疑問を投げかけている。これを読む限り、「温室効果ガスの増加→気温上昇→気候変動」というプロセス、つまり「CO2増加による地球温暖化」なるものは、科学的に大変あやしいものであることがうかがえる。

さらに、今のメディアが報じる温暖化論の問題点として、
・気候変動と人為的温室効果を混同している。
・過去をきちんと調べずに、短期間の変動を「今だかってない」と報道する。
・科学で解明されていることとそうでないことを正確に報道していない。
などを指摘し、正確な情報による議論を求めている。

10年後か20年後か、後世のメディアはこう報じるのだろうか?
「あの時のCO2温暖化論と、排出量取引というマネーゲームに地球規模で踊った空騒ぎ。あれは何だったのか?」
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by karl.helmut | 2008-09-14 23:11 | Others | Comments(0)