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「我社は悪くない」アピール
日清食品がCM中止、告知広告に 防虫剤成分検出で

日清食品は30日から、テレビの商品CMを中止し、「インスタントラーメンを防虫剤などと一緒に保管しないようお願いします」とする告知広告に全面的に切り替えた。複数のカップめんから防虫剤成分が検出されたため注意を促し、年内にもにおいが移りにくい容器に切り替える。同社は「費用はかかるが、安全が最優先」と話しており、告知広告の放映期間は「当面の間」としている。同社の実験では、カップめんをにおいの強いものと一緒に保管すると、においが移る「移り香」が起こるという。保存食としてカップめんを長く保管する人も多く、保管上の注意を繰り返し「お願い」する.... (asahi.com 2008.10.31
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この告知広告にはちょっと違和感がある。

日清食品は、パラジクロロベンゼンの匂いがカップ麺の容器を通り抜けて内部に入ったとしている。つまり、言い換えれば落ち度は消費者にあって製造元に責任はないということであり、お客様へのお願いという形をとってはいるものの、これはまるで自社に非が無い事を主張するがための広告に見える。(もちろん謝罪の言葉はなし)

ただ、普通に考えて、一般家庭でインスタントラーメンなどの食品を(匂いが出ている状態の)防虫剤などと一緒に保管することなどほとんどありえない。

日清食品は、発生した全てのケースが家庭での「移り香」が原因であるとして、消費者への保管状態の注意喚起ということに問題を決めつけて(すり替えて?)いる。だが、今回の防虫剤騒動は本当に企業側の責任や問題(紙容器化したことによる材質の問題、流通過程での保管状態の問題等)はないのだろうか? 個人的には、日清食品側の言い分をそのまま受け入れるのにはどうしても引っかかるところがある。

それにしても日清食品の危機管理対応の巧みさ、狡猾さは流石だ。
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by karl.helmut | 2008-10-31 22:19 | News | Comments(0)