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大学もバクチをする時代
金融危機:駒大、運用損154億円

駒沢大学(東京都世田谷区)がデリバティブ取引で154億円の損失を出していたことが分かった。世界的な金融危機の影響を受けたといい、損失を穴埋めするため、大学キャンパスなどを担保に銀行から110億円の融資を受けた。(中略)
同大の昨年度末の資産総額は約940億円。小林清次郎総務部長は「不安を与え、おわびを申し上げなければならない」と話している.... (mainichi.jp 2008.11.19
いちおうマンモス私大だけに投資額もデカけりゃ損失額もデカイ。それにしても大学総資産額の15%超の損失。金融派生商品で複雑な契約内容だったのかもしれないが、投資額の100%以上の損失とは、ストップロスの手立てはなかったのか? それとあまりに損切りのタイミングが遅すぎる。

少子化などで収入減になってきたところで大きなバクチ、そして穴を開けるという最悪のパターン。大学側は「今回の損失発生で、学生サービスや教育・研究活動に影響が出ることはない」と言っているが、こんなことをやっていれば、今後、有名私大の(突然の)倒産という事態もあながち絵空事でもなくなってくる。

まあこうなったからには、駒沢らしく、授業料の値上げとか職員、教員の給料カットとかに頼るのではなく、身内の曹洞宗関連寺院からの寄付でリカバってほしいものである。「全ては神仏にすがれば救われる」ということの実践で(笑)。

ただ私大とはいえ、国からの助成金(税金)が入ってるうえに税制面でも優遇されてるわけで、そもそもこんな巨額な資金をハイリスクな財テク運用することに対する指導・規制があってもいいのではないだろうか。
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by karl.helmut | 2008-11-19 22:59 | News | Comments(0)