落日の日々
2006年 03月 28日
「アントニオ猪木の事務所がひっそり閉鎖」
アントニオ猪木の事務所が閉鎖状態に追い込まれている。東京・白金台のオフィスはすでに引き払っていて、電話をかけても「現在使われておりません」。公式ファンサイトも今月いっぱいで閉鎖する。猪木人気の凋落で興行が打てず、暴力団絡みのトラブルにも巻き込まれてニッチもサッチもいかないようだ.... (ゲンダイネット 2006.3.23)
その昔、メジャープロレス団体として隆盛を誇っていた新日本プロレスの凋落に合わせるかのように、猪木の凋落ぶりもさすがに今回は末期的の感がする。
最近は、TVなどマスコミで見かける機会も極端に少なくなった。
猪木といえば、「1・2・3・ダァーッ」が有名であるが、これや「ボンバイエ」、「猪木イズム」、「闘魂」などのフレーズは自らが全て商標登録しており、勝手に他が商業的な使用ができないようになっている。
TV等で「1・2・3・ダァーッ」を放送する時は、1回につき数十万のギャラを別に支払わなければならないということらしいが、言われて見れば最近はそのフレーズ自体聞かなくなった。
これまでも常に世間を騒がせてきた男であるだけに、次にマスコミに登場する時は、また荒唐無稽のイベントでもブチあげてくるかもしれない。
だが、個人的にもそれが楽しみというよりも、もういい加減にしたらという感じしかない。
もはや、世間が猪木という人間を求めている時代は完全に終わっている。
by karl.helmut
| 2006-03-28 23:40
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