桑田はどこへ行くの(行けるのか)だろうか
2006年 09月 24日
桑田が巨人退団の意向…来季現役続行を希望
プロ野球、巨人の桑田真澄投手(38)が24日、川崎市のジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの湘南戦での先発登板後に今季限りで巨人を退団する意向を表明し、来季以降の現役続行を希望した....
(Sports Hochi 2006.9.24)
桑田と言えば、彼が巨人に入団した当時、上岡龍太郎が、
「桑田は投手で200勝して、それから野手に転向して2000本安打打って名球界に入れる」
と冗談半分で言っていたのを思い出す。それくらい野球センスと才能は当時から評価されていたものだった。
ちなみに、バッティングのほうも高校時代、甲子園で通算6本の本塁打を打っているし、プロ通算本塁打7本は現役投手ではもちろんトップである。
それを考えると、打者での2000本はともかく、肘のケガ、手術がなければおそらく今頃200勝は達成できていたであろう。本人もそのことに対する未練があるのかもしれない。
しかし、本人がそれで通算200勝にこだわっていたとしても、巨人を退団したところで実際はそう簡単に去就が決まるような状況ではない。
現役続行宣言を受けて、オリックスで「KKコンビ再び」とか、楽天で「野村再生工場」とかも言われているが、さすがに関西とは言えオリックスに桑田を抱える戦力的余裕はないだろうし、楽天の弱小バックで果たして勝ち星をどれだけあげられるのだろうかという現実的な問題がある。
ただ裏読みすれば、頭のイイ桑田のことである、原監督にも相談なしでのこの言動は、功労者に対する処遇を球団として再考させるための彼なりの秘策(賭け)なのではないかとも思えてしまう。
巨人を巻き込んでの移籍球団探しか、はたまた大ドンデン返しで巨人残留も有り得る???
by karl.helmut
| 2006-09-24 23:47
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