後継指名だけはやめてね
2007年 06月 15日
猪瀬氏、都副知事就任を受諾石原さんは3選後の定例会見等で、副知事登用問題については、
東京都の石原慎太郎知事は15日の記者会見で、副知事就任を打診している作家の猪瀬直樹氏(60)について「昨晩、最終的に話して引き受けてもらった」と述べ、開会中の都議会に人事案を提案する考えを示した。猪瀬氏も同日午後、東京都内で会見し、「国全体のためにも東京の力が必要。より活性化しなくてはならない」と抱負を述べた....
(Nikkei.net 2007.6.15)
「私より激しく、論理的に政府を屈服させる力を持つ人物」
「私よりも頭がよくて、ドスが効いて、弁が立って優しい人」
などと自らの意向を語っていたという。
猪瀬氏の傲慢、高姿勢、威圧的、尊大...といった普段の言動も、石原さんから見れば意中の人、頼もしい同志に見えるのだろう。
「私より実績を上げれば、個人的には次の都知事に望ましいと思う」
石原さんとしては国からの各種権限委譲の働き以外にも、500億円を超える累積赤字を抱えている新銀行東京の破綻軟着陸スキーム作りや、ふるさと納税の法制化阻止などを猪瀬氏に期待しているのかもしれない。
東京都民じゃないのでドーでもいいことだが、小泉内閣の時、民間からの大臣ポストに野心を燃やしていた猪瀬氏だけに、もちろん石原さんの"次"に色気があることは容易に想像がつく。
いずれにせよ、副知事になることでこれからさらにテレビ画面への露出も多くなるのだろうが、あの不機嫌さ丸出しの仏頂面だけはどうにかして欲しい。
by karl.helmut
| 2007-06-15 23:50
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