あくどい秋元商法
2008年 03月 01日
やっぱり無茶?AKB48「ポスター44枚コンプリート」企画中止
「メンバーのポスター44種類をすべて集めるとイベントに招待される」と銘打ってアイドルグループ「AKB48」のニューシングルを発売したソニー・ミュージックエンタテインメント傘下のデフスターレコーズは28日、独占禁止法に抵触する恐れがあるとして、イベントへの招待企画を中止すると発表した。ポスターはAKB48のメンバー44人が1人ずつ写っているもので、東京・秋葉原の専用劇場「AKB48劇場」でニューシングル「桜の花びらたち2008」を1枚購入するとポスター1枚がプレゼントされる。特典では、メンバー44人すべてのポスターを集めると、イベント「春の祭典」に招待されるとうたっていた... (Sankei.jp 2008.2.28)
「AKB48」商法また不当表示? 景品に2015年のチケットこんな悪徳商法まがいの商売がまかり通ると思っているなら、ファンもなめられたもんである。
アイドルユニット「AKB48」がフォトアルバム販売に、7年も先の2015年のイベントチケットを景品に付けたことに対し、専門家が景品表示法違反(有利誤認)の可能性を指摘している。アルバム制作側は「違法ではない」としているが、ポスターの景品商法が物議をかもしただけに、改めて論議を呼びそうだ... (Livedoor News 2008.2.29)
まだ44種類のCDを出しているならまだしも、ポスター集めのために同じCDを何枚も買わせようとする魂胆が醜い。
これだと最低でも、1,250円×44枚=55,000円。
実際には中に入っているポスターは選べないから、いったい何枚買えば44種類のポスターを集められるかはわからない。こんな企画が中止になるのは当たり前である。
2015年のイベントチケット付きのアルバムについては、1冊50,400円。値段が高いかどうかはともかく、7年後にこのジャリタレのユニットが存在しているかは怪しい、恐らくなくなっているに違いない。
金をもっているオタクは、秋元康からすれば単なる美味しいカモでしかないのだろうが、こんなデタラメな商法を許してはならない。
by karl.helmut
| 2008-03-01 23:23
| News